飯綱の丘で味わう極上日本ワイン!サンクゼール本店最新現地レポ
サンクゼール ワイナリー 本店の風が、新緑のブドウ畑を心地よく吹き抜けていく。長野県上水内郡飯綱町に広がる小高い丘の上の敷地は、まるで北フランス・ブルターニュ地方の田園風景をそのまま切り取ってきたかのようだ。株式会社サンクゼールが手掛けるこの場所は、単なる醸造所にとどまらない。日本ワインの可能性と、豊かな食文化を全身で楽しむための聖地として、いま全国から旅人を惹きつけてやまない。
創業者である久世良三氏がペンション経営の傍らで作ったリンゴジャムから始まったこのブランドは、今や「久世福商店」など全国展開する巨大事業へと成長を遂げた。ワイン醸造業・食品製造小売業をコアに据えながらも、原点であるサンクゼール ワイナリー 本店には、今なお創業当時と変わらぬ手作りの温もりと美学が息づいている。今回、我々取材班は現地を独占取材し、その魅力を余すことなく紐解いた。
信州飯綱の絶景と美食を満喫する独占取材ノート
長野県上水内郡飯綱町の大自然を眼下に望む高台。息をのむような絶景とともにゲストを迎えるのが、敷地内に佇む「ワイナリーレストラン・ワイナリーショップ」だ。今回、取材班が案内されたのは、テラス席から信州の山並みが一望できる特等席。風の音とブドウの葉が擦れ合うかすかな音しか聞こえない贅沢な空間だ。
レストランで振る舞われる本店限定メニューは、地元の新鮮な野菜と熟成された肉料理の見事なコラボレーション。シェフが自ら農家に足を運び厳選した素材は、料理ごとに計算された日本ワインとのペアリングによってその魅力を最大限に開花させる。特に自家製ソーセージと地場産ハーブを使ったグリル料理は、果実味豊かなワインの酸味と完璧に調和し、ここでしか味わえない至福の美食体験を提供してくれる。
職人の技と愛が詰まった工房見学の裏側に迫る
ワインの甘い香りが漂う醸造棟の奥へと足を踏み入れる。普段は一般の立ち入りが制限されている工房の裏側で目にしたのは、妥協を一切許さない職人たちの眼差しだった。ワイン醸造業・食品製造小売業のパイオニアとして駆け抜けてきた同社だが、醸造現場にあるのは最新の設備だけでなく、樽一本ごとの発酵状態を目と鼻と舌で確かめる泥臭い手作業の連続だ。
フレンチオーク樽がずらりと並ぶ地下セラーは、静寂と適度な湿度に包まれている。ここで数ヶ月から数年という月日をかけて熟成される原酒たちは、葡萄の生命力を限界まで引き出された結晶だ。サンクゼールワイナリー本店で行われる見学ツアーでは、こうした醸造家の生々しいこだわりや、普段語られることのない苦労話の一端に触れることができる。
超希少な限定醸造「長野古間シャルドネ」2026年最新入荷状況
ワイン愛好家の間で毎シーズンの争奪戦となるのが、本店および限られたチャネルでしか手に入らない限定ワインの存在だ。なかでも、飯綱町の自社畑で大切に育まれたブドウのみを使用した「長野古間シャルドネ」は、その高いクオリティと生産量の少なさから“幻の1本”と称される。
2026年の最新入荷情報によると、今期のヴィンテージは天候に恵まれ、エレガントな酸味と豊潤なミネラル感をあわせ持つ最高の仕上がりを見せているという。本店での店頭販売は数量限定で開始されているが、遠方のファン向けに「久世福・サンクゼール公式オンラインショップ」でも一部特別ルートで順次展開される予定だ。ただし、例年わずか数日で完売するため、入荷通知の確認と早めの確保が必須となる。
久世良三氏の軌跡とアグリツーリズムへの挑戦
この広大な美しき空間の礎を築いたのは、創業者である久世良三氏だ。1970年代、ペンションオーナーとして妻とともに作り始めた手作りジャムが評判を呼び、やがてワイン造りへと夢は広がっていった。今では全国のショッピングモールで馴染み深い「久世福商店」を展開する株式会社サンクゼールだが、その経営思想の底底には常に「農業と食の融合」がある。
ヨーロッパの農村で目撃した豊かな暮らし。それを日本でも形にしたいという想いから生まれたのが、ワイナリー・アグリツーリズムの推進だ。単に商品を買い求める場ではなく、大地に立ち、風を感じ、食とワインの背景にあるストーリーを全身で体感してもらう。飯綱の本店は、その哲学を具現化した象徴的な原点であり続けている。
混雑を極力避けて特別体験を味わい尽くす現地攻略法
週末や大型連休ともなると全国から多くの来場者が押し寄せ、駐車場やレストランの待ち時間が発生することも珍しくない。そこで、ストレスなく最高の時間を過ごすための現地攻略法を紹介したい。
狙い目は、平日午前中のオープン直後だ。開園直後の10時台は、まだ澄み切った空気が敷地内に満ちており、混雑のない静かなテラス席でモーニングコーヒーやワインのテイスティングを満喫できる。また、レストランの事前予約は必須。特に窓際席やテラス席を希望する場合は、予定日の数週間前にオンライン予約を済ませておくのが鉄則だ。混雑を巧みに回避し、緑豊かな丘の上で過ごす贅沢なひとときは、日々の喧騒を忘れさせてくれる至高のご褒美となるだろう。 (出典: サンクゼール ワイナリー 本店(Yahoo!ニュース))